35からの目指せTOEIC990

留学なし・海外生活未経験、35歳から英語学習を開始した筆者が、働きながらTOEIC満点を目指しています。英語学習に関する情報やTips、日々の学習記録や毎日仕事で使っている英会話のことなどを書いています。

TOEIC(L&R)で高得点を取れても、英会話ができない?

きっかけ

こんなツイートのやりとりがありまして

よくめちゃくちゃ話せるでしょ?みたいに誤解されることがよくあります。自分もTOEICをはじめて受験したころはそう信じていたので無理もないんですが…

違うんです。ほんとに。 ※ 人によります

TOEIC(L&R)で高得点を取れても、英会話ができない?

はい。まさに自分です。2015年末、TOEIC初受験時のスコアは735。同時にはじめたオンライン英会話で、ほんとうにまったく話せなかったのをよく憶えています。

講師👨‍🦰 What's your name?

私)あー、あー、あ、、😰

講師👨‍🦰 (めちゃくちゃゆっくり) Whaaat iiis, youuur naaaaame?

私) ま、マイネームイズ、、😇

まさにこんな感じ。 その後英語学習・オンライン英会話をコツコツ続け、2016年末のスコアは880(L485, R395)。満を持して英語必須の会社へ転職。英語環境へ飛び込みます。

しかし、いざ外国人同士の会話に混ざると、全然話せない…。

というか聞き取れないし、話題に全くついていけない…日常会話なのになぜ…?

日常会話ってTOEICと全然違うし、こんなに難しいのか…! ← やっと気づいた

スコアが900を超えてからも、まだまだ自然な会話は難しいです。ちょっと抽象的な話や複雑な話、はじめて話すトピック、ウィットに富んだ会話みたいなのは、もっと難しい。

ネイティブスピーカーやアクセントが強い人々(インド訛りとか)相手だと、リスニングにも不安が残ります。ネイティブ同士の会話なんて、悟空とフリーザの戦いを見てるクリリンの気持ちです。そんなシーンあったっけ。

とにかく、自由にスラスラ会話できる状態とはまだまだまだまだ言えません。

なぜなのか

大きく2つの理由があると思っていて、まあシンプルなんですが

  1. リスニング:TOEICで問われるような会話と日常会話はまったく違う
  2. スピーキング:そもそもTOEIC(L&R)の対象じゃない

リスニングについてはそのままで、TOEICで問われるような会話と日常会話はまったく違うということが挙げられます。

スピーキングスピードや環境も違いますし (よくテストではスピーカーの位置が良くなかった!とか残響がひどくて聞き取れなかった!とか言っちゃうんですが、実践においては日常茶飯事かと思われます)

なにより使う単語の種類からして違う感じです。

こればっかりは数をこなして、ひとつひとつ階段を登っていくしかないのかなと思っています。

(この辺の学習方法などは別途ブログに書きたいです。)

スピーキングについてはそもそもTOEIC(L&R)には含まれないので、どれぐらい喋れるかは測れません(測ってない)。

TOEIC L&Rのスコアとスピーキング力は(相関はあると思いますが基本的には)関係ないと思います。極端な話スピーキングの力はスピーキングでしかつけられないと思います。

バスケットの筋肉はバスケットでつける理論ですね。違いますね。

結局のところ

つらつらと書いてきましたが 「TOEIC高得点なのに英会話できない‼️」という自分のような状態は、

  • とても起こりがち
  • TOEICでは英会話力は測れない
  • スピーキングの力はスピーキングで
  • スコアが低くてもガンガン喋れる人もいるし、逆にスコアが高くても全然喋れない人もいる

最近TOEICは錯覚資産である、というツイートが話題になっていますが、これも正にその「錯覚」のひとつかなと思いました。

ではでは!